仮想通貨投資日記

今さらながら仮想通貨投資(主にマイニング)を始めたので、その実績を記していきます。

VULTR上のUbuntuでBitZenyをマイニングしてみた

以前の記事で海外VPSを扱っている企業として、VULTRという企業を紹介させて頂きました。

matason.hatenablog.com

今回はVULTRの最安プラン$2.50/月を契約し、BitZenyのマイニングをしてみたので、その結果を紹介させていただきます。

 BitZenyについては以下の記事で紹介させていただきました。 

matason.hatenablog.com

 

使用するサーバスペック

 BitZenyマイニングに使用する環境はこんな感じです。

  • OS:Ubuntu 14.04 x64
  • CPU:1CPU
  • メモリ:512 MB 
  • ディスク:20 GB SSD
  • 利用料金:$2.50/月($0.004/時間)
マイニングを始めるまで

rootユーザでSSHで実機につなげるまでは割愛します。SSH秘密鍵認証、プレーンテキストのパスワード入力どちらでも利用可能です。

①とりあえずアップデートします。

    sudo apt update
    sudo apt upgrade

ソースコードをダウンロードするため、gitをインストールします。

    sudo apt-get install git

③CPU使用率が100%張り付きとならない様、制御するため、cpulimitをインストールします。(重要!)

    sudo apt-get install cpulimit

ソースコードコンパイル、実行に必要な資材をインストールします。

    sudo apt-get install libcurl4-openssl-dev gcc-mingw-w64 automake gcc make

⑤BitZenyマイナーをダウンロードします。

    git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer.git cpuminer

ディレクトリを移動します。

    cd cpuminer

ソースコードコンパイルします。

    ./autogen.sh
    ./configure CFLAGS="-O3 -march=native -funroll-loops -fomit-frame-pointer"
    make

⑧CPUの使用を85%までに制限した上で、マイニングを開始します。

    nohup cpulimit -l 85 -- ./minerd -a yescrypt -o stratum+tcp://jp.lapool.me:3014 -u ユーザID.ワーカー名 -p パスワード &

nohupコマンドで実行しているため、SSH接続を終了してもサーバ停止までマイニングし続けてくれます。

 

VPSにおいては、専有の契約をしない限り、他の利用者の方とサーバリソースを共有して利用することとなります。マイニングによりCPU利用率100%張り付きとなってしまうことで、他の方に影響を与える原因と成り得ます。cpulimitコマンドの使用を推奨させて頂くととともに、VPSによっては規約でそもそもマイニングが禁止されている場合もありますので、事前に必ずご確認ください。また、ご自身の責任の元で実施ください。 

気になるマイニング実績は・・・

 

12月14日現在で、ざっくりですが1日で0.7~0.9ZNY程のマイニング量、Hashrateは時間帯によってばらつきがありますが、0.2KH/s~1.4/KH/s程となっています。BitZenyの価格上昇に伴い、マイニングを始める方が急激に増えた様で、数日起動させていますが、マイニングできる量が日に日に減少している様に感じます。

サーバコストは0.096/日なので、ZNY/USDの相場が$0.3~$0.4とすれば、12月14日時点では一応黒字!という結果になりました!

 

いかがでしたでしょうか。VULTRの利用開始される方は、以下のリンクからアクセスして頂けると嬉しいです。

  

 BitZenyの寄付頂けると、もっといろいろ記事が書けそうです。ありがとうございます!

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